57歳中学教諭、校名シール付いた備品を質屋に入れ御用(スポーツ報知)

 きっかけは学校名のシール―。神奈川県警大和署は27日、勤務先の中学から備品のDVDプレーヤーを盗んだ窃盗の疑いで横浜市立緑が丘中学の教諭・柴田辰彦容疑者(57)=同県大和市=を逮捕した。盗品を持ち込まれた質店の店主が、プレーヤー本体に張られた同中学のシールを発見したことで、逮捕につながった。ちなみにDVDプレーヤーの価格はわずか5000円相当だが、同容疑者は「とにかく金が欲しかった」と話している。

 「動かぬ証拠」は、盗んだDVDプレーヤーの本体にペタッと張ってあった。

 大和署によると、柴田容疑者の逮捕容疑は今月上旬、横浜市青葉区の緑が丘中学の校内からDVDプレーヤー(5000円相当)を盗んだ窃盗の疑い。同中学によると、プレーヤーは視聴覚室に複数保管されており、教室や教員室への持ち運びは自由だった。

 柴田容疑者はプレーヤーを盗んだ後の今月9日、大和市内の質店に盗品を持ち込んで換金しようと試みたが、店主は「リモコンがないとダメだよ」と拒否。想定外の展開に、同容疑者は「あ、そうですか」と断念したが、店主はプレーヤーの本体に「緑が丘中学」と記されたシールが張られていたのを瞬時に目撃し、同署に通報した。

 同署は捜査を開始。そして、柴田容疑者が2週間後の23日に「リモコンはなかったです」として同店を再び訪れたため、逮捕につながった。同容疑者は「サラ金の返済があり、離婚した妻や、子どもの養育費で金がなかった。DVDを金にしたかった」と供述している。5000円相当のDVDプレーヤーを換金しても手に入るのは数百円程度と思われるが、それほどまでに困窮していたようだ。同署は余罪の有無についても調べを進めている。

 同校によると、06年春から勤務していた柴田容疑者は数学の教諭で1年生の担任。バスケットボール部の顧問も務めている。校長は「寝耳に水。優しくて親切な先生なのに…」と驚いていた。

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